青年会キャンプ

2002年10月13日
10月11日〜12日の一泊二日で、僕の所属する西表青年会のキャンプが行われ、僕もいってきました。本来だと6月頃行う予定だったんですが、ある事情で延期になっていたものをこの日におこなったのです。

西表青年会というのは僕の住む干立と隣部落の祖納に住む青年の集まりで、昨年八十周年を迎えた歴史の古い青年会です。

これまでキャンプはいつも砂浜でおこなっていたんですが、今回はちょっと趣向を変えようということで山中でのキャンプになりました。ある川を舟でさかのぼり、一時間ほど歩いた広い川原にベースキャンプを作ってそこからさらに二時間ほど上流に歩いたところにある地元の人間でもなかなか行った事のない幻といわれる滝を見に行くコースです。

西表青年会は総勢30名ほど。会員はかなり個性派ぞろいで、職業を見ても 漁師 猟師 郵便局 医者 農夫 電気屋 土かた などなど、その道のプロがたくさんそろっています。今回の参加者は13名でした。まあ、日程を決めたのが5日前なので多く参加できたほうでしょう。参加者の中で滝に行った事のあるのは3名ほど、他のメンバーは初体験でした。
その滝ですが、かなりの風格・迫力・威厳をもっており、僕は西表の滝で一番好きなところです。道のりは険しく途中ヒルや大ムカデ、ハブなど危険な動物にも襲われハードな行程だったのですが皆滝にはかなり感動して、喜んでいました。連れていった甲斐があるなあ。

やっぱり自然の中に行くと自然から力をもらって、すごく肉体的にも精神的にもパワーが出ます。みなの表情も良かったな。
この夜は川のせせらぎと満天の星に包まれて、仲間との団結をさらに深めました。

ちなみに今回は野外技術の研修も兼ねていたので持っていった食料は米と味噌、塩・しょう油のみ。アウトドア雑誌で見るような道具類も一切無し。夜の食事は山菜とエビ、川魚、ハブなど現地調達したものでした。寝るのもブルーシートにくるまったり、岩の上に直接寝たりなど、西表だから出来る?キャンプでした。でもそのぶん自然と深く関われたと思います。

帰るとき、余った一升瓶を隠してきました。何年後か、またここでキャンプする時に飲むために。

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